■ 久保田 一彦が目指してきたもの
 植物としての芝は本来芝としての生き方があります。
これを人間がゴルフというスポーツに使う芝生として、勝手にスポーツターフと名付けて使っている。芝と芝生、これらの生き方には、全くの違いがあります。
 芝は、身長30㎝、花を咲かせて、種を実らせて、たくさん子孫を残したい。
スポーツターフとしての芝生の現実は、毎日3~4ミリに刈られて、大勢に踏みつけられて、時々穴を空けられたり、砂まみれにされたり、農薬が降ってきたり、硬い玉が降ってきたり、そんなことに怯える毎日です。

[ 最速ではなく、最高に応えてくれるグリーン ]

 トーナメントを用意する時期になると今年は何フィートにするの?とか、今年はコンパクションどこまで硬くするの?とか、よく質問されます。
 本当は、そんな心配はしていません。芝の育成を第一に考える久保田のマネジメントでは、高速グリーンにするのではなく、なってしまうのです。固くするとか速くするとかの前に、素晴らしいトーナメントを一週間受け入れられる素晴らしいグリーンの生育に全力を尽くしています。あとは、グリーンの本質を追究するフェアなグリーンを突き詰めれば高速グリーンになっていってしまうのです。
(2)高速グリーンにするのではなく、なってしまう。
(1)芝生ってどんな生き物?
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